産学連携プラザ

施設の概要

産学連携プラザは、東京大学の産学連携に関わる研究活動の推進、知的財産の管理・運用、研究成果や人的資源等を活用した起業化・実用化等の社会還元活動に必要な支援を行うための総合施設です。まさに東京大学の産学連携活動の中核拠点として、産学連携本部及び産学連携部産学連携課のオフィスに加え、株式会社東京大学TLO株式会社東京大学エッジキャピタルインキュベーションルーム、共同研究員室等、東京大学の産学連携関連組織が全て集積しております。本施設は、産学連携本部及び産学連携部産学連携課が管理・運営を行っています。

産学連携プラザの概要1       産学連携プラザの概要2

 

施設全体のコンセプト

周辺建物との調和を図るため、5階建てとし、東側外装デザインとして1階、2階はスクラッチタイル、3~5階はアルミルーバーを採用しています。西側は懐徳館の庭園に隣接しています。ガラスを多用した透明感のあるファサードを採用し、都心にあって豊かな緑と視覚的に一体化された空間として設計されています。キャンパス内の他の建物に向き合った北側と南側は、プレーンでシンプルな形状に合わせてコンクリート打放しフッ素樹脂塗装されています。

産学連携プラザの概要3       産学連携プラザの概要4

 

環境・設備の特徴

テレビ会議
情報の伝達と共有化を効率的に推進し、意思・方針決定を迅速に行う為、会議室にはテレビ会議システムを採用しています。
産学連携プラザの概要3
セキュリティ
施設内の各部屋及び共用部分には、セキュリティシステムを採用しており、更に出入口の各所に防犯カメラを設置した警備体制を取っています。
ネットワーク
インキュベーションルームごとに二重化されたLANを敷設し、高速で信頼性の高いネットワーク環境を提供しています。施設外部との間にファイアウォールを設置し、外部からあるいは他のインキュベーションルームからの不正侵入を防いでいます。
インキュベーションルーム
プラザ内には起業のためのインキュベーションルームが用意されています。居室は、7.0m×7.0mを基本的なグリッドとしており、構造的にも経済的なスパン割となっています。