産業界のメリット
産学が研究課題の検討段階から討議を行い、長期的な視点に立って基礎から応用までを見据えて共同研究の計画を策定致します。産業界のメリットは下記の通りです。
制度の設計
成果の出る計画を本気で議論するために、開示された秘密情報や知財などを厳密に管理します。
成功確率の向上
周到な計画策定により課題の整理と産学双方の役割が明確化でき、「目に見える成果」が期待できるようになります。事前に双方が「技術の壁」を認識し、それにチャレンジするための布陣を敷くことにより挑戦的な課題についても成功確率を向上させることができます。
新しい視点の付与
いわゆるニーズとシーズとのマッチングということではなく、テーマの絞込み・最適化の過程で十分に時間をかけて産学が討議を行うことにより、新しい視点が 付与され、新しい認識が生まれる契機になります。研究の大型化も見られます。従来の共同研究は「一企業の一部門」と「一研究者」がほとんどでしたが、期待 できる成果を生み出すために「一企業の複数部門」、あるいは「複数企業」と東京大学の「複数部局」の連携が始まり、質的に新たな展開が起こります。
成果の期待できない計画の早期排除
計画立案の過程で、検討を十分に加えることにより、計画の有効性に疑問が生じた場合、双方が合意に至れば計画を中断することが出来ます。当事者は開発費の無駄な投資を未然に避けることができます。