Spring Founders Program 2017

応募フォーム (Application Form - English)

春休みの期間中、東京大学産学協創推進本部(東京大学本郷テックガレージ)では、技術プロジェクトや製品開発への支援を行う Spring Founders Program を実施します。 (2016 年夏に行った Summer Founders Program の春休み版です)

Spring Founders Program の仕組みはインターンと似ています。

ただし大きく異なる点があるとすれば、それはプログラムに採択された皆さんは既にある会社のために働くのではなく、あなたのプロジェクトのために働く、という点です。

本プログラムにチームが採択された場合、たとえば以下のようなことが起こります。

  • 期間中、企業に勤める社会人の方々と働くのではなく、自分の好きな人たちと働くことができます。
  • インターン先の会社が用意した擬似的な課題を解くのではなく、自分たちで選んだリアルな顧客のリアルな課題を解決するために、自分たちで製品を作ることができます。
  • 自由時間を企業に提供してアルバイト代を得るのではなく、返済義務のない活動資金の提供を受けます。

Spring Founders Program に採択された皆さんは、技術プロジェクトを通して多くの学びと経験が得られるのではないかと思います。 またプロジェクトが大きく成功したときには、アルバイトで稼ぐお金よりもたくさんのお金を得ることができるかもしれません。

そして多くの新製品と同じく、プロジェクトの多くは失敗することになると思います。 だからこれは実質的に私達の支援のもとで失敗を通じて学ぶようにと皆さんに勧めるプログラムです。

プログラムの最後には、エンジェル投資家や技術系の OB/OG を呼んだ小さな発表会を行います。 そのあと皆さんのチームがその技術プロジェクトを続けるか、そこでやめてしまうかは皆さん次第です。

この春、自分と仲間たちで何かの技術プロジェクトをやり遂げ、世の中に出してみることを是非経験してください。失敗しても構いません。まずは挑戦するところから一緒に始めていきましょう。

提供するもの

  • 利用可能な作業場所(ディスプレイや工作機械、飲料など含む)
  • 定期的なディナーと相談会
  • プロジェクトに利用できる数十万円相当のクラウド環境
  • 同じバッチで切磋琢磨する仲間
  • プログラム期間中の活動資金(3 〜 30 万円程度。相談のうえ決定します)

提供する工作機械や環境は『本郷テックガレージ』の Web ページをご覧ください。

つまり、皆さんが技術プロジェクトに集中できる環境を提供し、開発速度を上げるための支援を行います。

応募条件

  • 東京大学の現役学生(学部生、修士課程、博士課程)が一人以上含まれるチーム
  • 定期的なディナーと定期発表の場(週に一度程度)に参加できること
  • ディナーのときも含めて週に 2, 3 回は共有スペース(本郷テックガレージ)で作業できること
  • 最低一人以上のエンジニア(多ければ多いほど望ましい)
  • 3/31 の発表会に最低一人は参加できること

応募から開始までのプロセス

2017年 1月 23日 (月) 23:59 (JST) までに応募フォーム (Application Form - English) から提出してください。

全ての応募者に対して、1月 24日中に、書類選考に関する通知と、面接の日程の調整に関する連絡を行います。

面接は 1月 26日(木)の午後から夜にかけて行います。(都合がつかない方用に別日程を 2, 3用意しますが 1月 26日が中心になります)

プログラムは 2月 3日(金)から開始し、3月 31日(金)に終わります。

2月 3日から 5日までは、最初のモメンタムを作るための全員共同ハッカソンを行います。

面接について

面接は 1 チーム約 20 分で行われます。内訳は5 分の説明と15分の会話を想定しています。

できれば会話を中心に面接を進めていきたいと考えています。

説明資料の準備等は不要ですが、資料がないと分かりにくいアイデアであれば資料をご用意いただくことをお勧めしています。

また資料ではなく、スケッチやプロトタイプ、デモなどでも構いません。

募集テーマ

応募いただく技術プロジェクトのテーマに限定はありません。Web やモバイルアプリ以外の技術プロジェクトのアイデアも積極的に募集しています。

ビジネス化可能かどうかも応募の段階では問いません。

ただし必ず技術的な要素が関わるプロジェクトにしてください。 また期間中に最低限プロトタイプを作っていただくことを前提として考えてください。

本プログラムでは、まっとうなアイデアよりも、我々が聞いたことも見たこともないアイデアを求めています。

失敗しても構いません。たくさんのユーザーがほどほどに好きなアイデアよりも、ほんの少しのユーザーが深く愛してくれるようなアイデアでの応募を推奨します。

たとえば 2016 年は VR が盛り上がっていますが、そのトレンドのきっかけとなったのは 2011 年に 19 歳の学生が作った Oculus という技術プロジェクトでした。 また現在ドローンの市場で大きな存在感を持つ DJI が創業されたのは、創業者が大学時代に行ったヘリコプター飛行制御のプロジェクトがきっかけでした。

本プログラムでは、世間の流行りから少し離れた新しい領域への、おもちゃのようなものから始まるプロジェクトを積極的に求めています。

過去の実績

夏に同様に行ったプログラムからは、以下のようなプロジェクトが参加しました。

  • 吃音体験デバイス
  • 指輪型デバイス
  • コミュニケーションをファシリテートするボット
  • 笛型デバイス
  • センサネットワークの Arduino 実装

皆さんからの奇抜なアイデアを求めています。

関連イベント

Spring Founders Program の締切まで、各種関連イベントを行います。イベント一覧は本郷テックガレージのページをご参照下さい。

主催: 東京大学 産学協創推進本部

馬田 隆明 (主運営)

University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトでの Visual Studio のプロダクトマネージャーを経て、Microsoft Ventures に所属。2016 年 6 月より現職。 スタートアップ向けのスライドなどの情報提供を行う。

長谷川 克也

東京大学産学協創推進本部イノベーション推進部特任教授。東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了後、松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)半導体研究センターにて研究開発に従事。 Panasonic Technologies社 半導体研究オフィス室長、Panasonic Ventures を経て Venture Connection, LLC 社を設立。2009 年 5 月より現職。

菅原 岳人

東京大学産学協創推進本部イノベーション推進部助教。東京大学大学院経済学研究科企業・市場専攻修士課程修了後、アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティングサービス株式会社 (現日本IBM) コンサルタントを経て、2009 年 3 月より現職。

李 旻

東京大学産学協創推進本部イノベーション推進部特任研究員。Fudan University光情報理工学科、東京大学工学系研究科技術経営戦略学専攻修了後、ソニー株式会社経営企画部門を経て現職。スマホ用3Dスキャナープロジェクト「Outsee」ファウンダー。

サポーターズ

鎌田 富久

TomyK代表/株式会社ACCESS共同創業者

東京大学大学院 理学系研究科情報科学 博士課程修了。理学博士。東京大学在学中の1984年にソフトウェアのベンチャー企業ACCESS社を設立。組込み向けTCP/IP通信ソフトや、世界初の携帯電話向けウェブブラウザなどを開発。携帯電話向けのコンパクトなHTML仕様「Compact HTML」をW3C(World Wide Web Consortium)に提案するなど、モバイルインターネットの技術革新を牽引した。 2001年に東証マザーズに上場し、グローバルに事業を展開。2011年に退任。その後、スタートアップを支援するTomyKを設立し、ロボットベンチャーSCHAFT(米Googleが買収)の起業を支援するなど、IoT(Internet of Things)、ロボット、AI、宇宙、ゲノム、医療などのテクノロジー・ベンチャー10数社を立ち上げ中。

漆原茂

ウルシステムズ株式会社代表取締役社長

1987年東京大学工学部計数工学科卒業。同年沖電気工業入社。1989年より2年間、スタンフォード大学コンピュータシステム研究所客員研究員。2000年7月、先端のビジネスとITの融合を目指してウルシステムズを起業、代表取締役社長に就任。2006年2月、JASDAQスタンダード上場。2011年10月よりULSグループ株式会社代表取締役社長を兼任。クラウドや大規模分散トランザクション、リアルタイム技術を中心とした戦略的ITの実現に取り組む。シリコンバレーとのコネクションも深く、革新的技術をこよなく敬愛している。

曾川景介

2011年、京都大学大学院情報学研究科 システム科学専攻修士課程を修了。2011年にIPA未踏ユース事業に採択。大学院修了後にシリコンバレーの FluxFlex 社にて WebPay の立ち上げ。ウェブペイ株式会社の最高技術責任者(CTO)としてクレジットカード決済のサービス基盤の開発に従事。

協賛

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社

FAQ

他のコンテストに出したものも応募できますか?

はい、応募可能です。

ここで作ったものを他のコンテストに出すことは可能ですか?

はい、可能です。むしろ推奨しています。

以前作っていたものや、本郷テックガレージの既存プロジェクトと同じもので応募しても良いですか?

はい、可能です。

留学生も参加できますか?

はい、可能です。

資金はいつ入りますか?

支援資金は段階的にお支払いします。ただし初期費用が大きくかかる物がある場合は先にお支払いします。

途中でドロップアウトすることは可能ですか?

プロジェクトが失敗すること自体は構いません。ただ学びのある失敗をするように努力してください。

学振を取っていますが、参加可能ですか?

本プログラムの活動費は人件費としてではなく調査費もしくは経費として提供されるものです。学振の研究専念義務と照らしあわせてご考慮ください。

他の活動やインターンと並行して受けられますか?

はい、可能です。ただし出来る限り多くの時間を自分自身のプロジェクトに使うことをお勧めしています。期間中の時間の使い方の詳細は面接の際に伺わせていただきます。

どの程度の時間を使うことを想定していますか?

支援対象となる方は、極力多くの時間を自分自身のプロジェクトに宛てていただくことを想定しています。

起業や会社設立が必須ですか?

いいえ、必須ではありません。むしろ推奨していません。

既に起業していますが参加できますか?

はい、可能です。ただし技術プロジェクトの開発段階によって判断します。

詳細なビジネスプランは必要ですか?

いいえ、必要ではありません。ただし初期ユーザーからお金を貰う方法は考えて下さい。

サービス業や小売業は可能ですか?

はい、可能です。ただしテクノロジが関わることを必須としています。

応募を修正できますか?

修正はできません。同じメールアドレスで再度提出してください。最新のものを考慮します。

複数応募は可能ですか?

いいえ、できません。一つに絞ってご応募ください。

採択チーム数は何チームですか?

極力多くのチームを採択したいと考えています。ただし 20 以上のチームを採択する予定はありません。

チームでの参加が必須ですか?

いいえ、必須ではありません。ですが、理想的には 2, 3 人のメンバーでチームを組んでの参加をお勧めします。

採択された時に発表はありますか?

このプログラムはコンテストではなく、実際の投資に近い形で行われるため、採択された人たちを広く告知はしません。 なので、仮に失敗しても広く知られることはありません。会社化も必須ではないので、失敗すればただの学生に戻るだけです。

採択されなかった理由を教えてくれますか?

ご希望に応じて理由を共有させていただきます。ただ、それを個人的な拒否やアイデアの否定と受け取らないでください。 初期のスタートアップの判断は投資家側が間違っていることも多々あります。

どの程度できあがったアイデアが必要ですか?

どのような段階のアイデアでも構いません。プロトタイプがない段階でも受け付けていますし、思いつきのアイデアでも結構です。アイデアは作りながら変わっていくものだと考えているので、プログラム期間中に変わることも許容しています。必要に応じてサポーターと一緒にアイデアを考える時間も用意します。初期のアイデアはあくまで一つの評価基準であり、採択はアイデアやチームなどを総合的に考慮して行います。

応募フォームのフォーマット

以下の項目を伺います。ローカルで下書きしてからオンラインで投稿すると安心です。

応募フォーム (Application Form - English)

  • 代表者のメールアドレス
  • チームメンバー(名前、メールアドレス、大学と学部と学科、年次の順)
  • チームメンバーの関係性を教えて下さい
  • プロジェクトのアイデアの詳細(300 文字以内)
  • なぜこのアイデアを選んだのですか? なぜあなたなのですか?(専門性などがありますか?) なぜ今やるべきだと思いますか?(400 文字以内)
  • 過去の技術プロジェクトの経験
  • なぜ応募しようと思ったか簡単に教えてください
  • Spring Founders Program をどこで知ったか簡単に教えてください

お問い合わせ

お問い合わせは techgarage@ducr.u-tokyo.ac.jp までメールにてご連絡下さい