総長の挨拶

「東京大学の産学連携への期待」

 今日の人類社会が直面している様々な課題に対処するためには、多様な人々が知恵を出し合い、それを活用し、連携協力して行動をおこすことが必要です。

 こうした状況の中で、特に産学が連携し、大学で行う最先端の知の探求を知の活用へとつなげ、効果的に社会に展開することの重要性が増しています。

 東京大学では、トップレベルの教育研究をベースに、毎年500以上の発明を行い、1600件の共同研究を実施し、大学周辺には200を超えるベンチャーを生み出してきました。東京大学は学術を基盤として大学の周囲に発展してきたこれらのエコシステムをさらに進化させます。併せて知財管理や運用の仕組みの高度化と改革を進めます。

 東京大学は、このような取組みを継続して行うこととともに、教員、学生、社会人が世代を超え、産学が深く混ざり合って協働する「知の協創の世界拠点」としての環境を整備し、社会の課題解決に貢献していきたいと思います。

 今後も挑戦を続ける東京大学の産学連携活動に、より一層のご支援を頂ければと思います。

総長写真
東京大学
総長 五神 真