インキュベーション施設
4拠点のインキュベーション施設
産学協創推進本部では、東京大学の研究・教育成果の実用化を目指すスタートアップおよび個人を対象としたインキュベーション施設を運営・管理しています。
1. 南研究棟アントレプレナーラボ(本郷キャンパス内)
最初期から本格的な研究開発まで、成長フェーズに合わせて柔軟に利用できる、本郷キャンパス内の多機能型施設です。
柔軟な入居スタイル
全32室(約25~75m2)の個室を備え、うち24室はウェットラボとして利用可能です。創業期は「シェアラボの実験台1台」や「シェアオフィスのデスク1台」から低コストでスタートでき、チームの成長に合わせて個室への移行や増床など、柔軟なステップアップが可能です。
共用実験機器の利用が可能
シェアラボの利用者は共用のバイオ実験機器を利用することができます(個室入居者は条件付で利用可能)。
会議室完備
施設内には予約制で利用できる会議室を設けています。

2. アントレプレナープラザ(本郷キャンパス内)
本郷キャンパス内で、研究開発や事業化を本格的に加速・スケールさせるためのインキュベーション施設です。
柔軟な入居スタイル
全30室(約58m2)の個室を備え、うち23室はウェットラボとして利用可能です。事業の拡大やチームの増員に合わせて複数の居室を組み合わせるなど、柔軟に拡張いただけます。
会議室完備
施設内には予約制で利用できる会議室を設けています。

3. 駒場連携研究棟インキュベーションルーム(駒場IIキャンパス内)
生産技術研究所や先端科学技術研究センターなど駒場キャンパスの研究室における研究成果を中心として、創業初期のスタートアップが行う事業化活動のために最適な環境を提供する施設です。
オフィス利用に特化した個室環境
連携研究棟(CCR棟)内に、約54m2または約68m2の個室オフィスを計3室ご用意しています。実験を伴わないデスクワークやデータ解析等に最適な静かで落ち着いた環境です。
4. 柏IIアントレプレナーハブ(柏IIキャンパス内)
柏IIキャンパス周辺の産業活性化および産学連携を強力に推進するため、産学官民連携棟内に設立されたオープンイノベーション拠点です。
全室ウェットラボ対応の個室
約65m2の個室を14室ご用意しています。オフィスとしての利用はもちろん、全室ウェットラボにも対応しています。バイオ実験をはじめ、事業の多様なニーズに合わせた活用が可能です。
地域企業やパートナー事業会社も入居可能
東大関連スタートアップだけでなく、柏キャンパス周辺の産業活性化に資する地域企業や本学と連携する事業会社も、レンタルラボやレンタルオフィスとして利用可能です。本学の研究者や関連スタートアップとの共同研究等を通じ、新たな事業創出や成長を後押しするオープンな拠点です。
会議室完備
施設内には予約制で利用できる会議室を設けています。
提供環境・サポート内容
インキュベーション施設は、原則24時間365日利用可能です。スペース提供だけでなく、専任スタッフによる事業相談、会計・税務・法務等の専門家や投資家・企業の紹介、バックオフィス支援、ネットワーキングや勉強会を通して、起業準備から事業化まで多面的な支援を行っています。
入居企業・卒業企業
支援企業一覧
主な卒業企業一覧
入居対象・選考基準
本学の研究・教育成果の実用化を目指すプロジェクト(法人化前の個人・チーム)やスタートアップ(未上場法人)を対象としています。
1. 対象となる方
施設や利用スタイル(個室 / シェア等)によって、以下の条件を満たしている必要があります。
◼法人の場合
基本条件 :本学の役員、教職員、学生等が行った研究・教育成果の実用化・社会還元を目指す未上場法人、または東京大学協創プラットフォーム開発株式会社もしくは同社と連携するベンチャーキャピタルから出資を受けている未上場法人
個室利用 :設立後10年以内であること
シェアオフィス / シェアラボ利用 :設立後2年以内であること
◼個人の場合
基本条件 :本学の役員、教職員、学生等が行った研究・教育成果の実用化・社会還元を目指して、以下の期間内に起業を予定している個人
シェアオフィス利用 :1年以内に起業を予定していること
シェアラボ利用 :3年以内に起業を予定していること
個室利用 :1年以内に起業を予定していること
※ 個人で個室を利用できる施設は「駒場連携研究棟インキュベーションルーム」および「柏IIアントレプレナーハブ」のみとなります。「南研究棟アントレプレナーラボ」および「アントレプレナープラザ」の個室は法人のみ対象です。
※ 施設ごとに例外がある場合もございます。詳細はページ下部の「募集要項」をご確認ください。
2. 選考の基準
入居にあたっては、以下の3つの観点を中心に総合的な審査・選考を行います。
①東京大学との関係性
本学の学内シーズ(研究成果・特許等)を基盤としている、または本学の研究者と密接に連携していること
②事業の成長ポテンシャル
目指す事業の社会的インパクトや公共性、申請者や本学教職員等の事業化への意思・経営能力等があること
③大学からの支援の必要性・有用性
大学のインキュベーション施設に入居することで事業加速が見込めること
利用までの流れ
入居の申請は随時受け付けております。入居をご希望の方は、以下のステップをご確認のうえ、まずは事前面談のお申し込みをお願いいたします。
STEP 1:事前面談
事業内容・ご要望についてヒアリングを行います
STEP 2:申請書提出
面談後、所定の利用申請書をご提出いただきます
STEP 3:審査
産学協創推進本部、東京大学協創プラットフォーム開発(株)、(株)東京大学エッジキャピタルパートナーズで構成される審査委員会にて選考を行います(柏IIアントレプレナーハブは、柏キャンパス所属の教員が審査に加わる場合があります)
STEP 4:契約・入居
審査通過後、契約手続きを経てご入居となります
※ 通常、審査会からご入居まで2ヶ月程度を要します
※ 実験室(ウェットラボ)として個室を利用する場合、環境安全管理に必要な手続きや講習会の受講、ライフサイエンス委員会での審査が別途必要となります
入居をご希望の方へ
入居に関するご相談や事前面談のご予約は、以下の「よくある質問」をご確認の上、ページ最下部のお問い合わせ窓口よりご連絡ください。
よくある質問
利用条件・料金について
Q. 入居後はいつまで利用できますか?
・個室
審査により1年・2年・3年のいずれかの契約期間が決定されます。期間終了前に再申請し、審査で承認されれば再契約が可能です。再契約回数に制限はありませんが、本学インキュベーション施設の通算利用期間は合計10年までが満期となります。
・シェアラボ
契約期間は1年です。期間終了前に再申請を行い審査で承認されれば、最大2回まで再契約が可能です。
・シェアオフィス
契約期間は1年です。期間終了前に再申請を行い審査で承認されれば、1回に限り再契約が可能です。
Q. 登記のみの利用は可能ですか?
登記のみの利用はできません。個室またはシェアスペースをご契約いただいている入居企業のみ登記が可能です。
Q. 料金体系を教えてください。
賃料等の詳細については、最下部のお問い合わせ窓口までお問い合わせください。
Q. 大型装置やサーバーを置くことはできますか?
個室のみ設置可能です(シェアスペースへの設置はできません)。ただし、天井高、床の耐荷重、給排水、電気容量などの施設制限があります。また、大きな騒音や振動を発生させる装置は設置できません。詳細はお問い合わせください。
Q. 4つのインキュベーション施設以外に、起業前後に使える施設はありますか?
起業を目指す東京大学の学生のための支援施設「BeONE」がございます(登記は不可)。また、東京大学の卒業生を対象とした起業支援プログラム「東京大学 FoundX」では、期間限定の個室無償貸与やサポートを提供しています。
実験等について
Q. インキュベーション施設で動物実験はできますか?
施設内での動物実験はできません。また、生体臓器の持ち込みも不可となります。抽出後のRNA/DNAレベルであれば持ち込み可能です。
Q. シェアラボで利用できる共用機器にはどのようなものがありますか?
導入されている機器の詳細や、施設のご案内については以下のPDF資料をご確認ください。
シェアラボ 共用機器一覧
シェアラボ ご案内
Q. シェアラボの共用機器は、シェアラボに入居しなければ使えませんか?
南研究棟アントレプレナーラボの個室にご入居いただいている場合も、所定の申請手続きを行うことでシェアラボの共用機器をご利用いただけます。
応募要件・募集要項
Q. 応募要件や利用条件の詳細が知りたいです。
各施設の詳細な条件は、以下の募集要項および仕様一覧(PDF)をご参照ください。尚、賃料については直接お問い合わせください。
<南研究棟アントレプレナーラボ>
シェアオフィス 募集要項
シェアオフィス 仕様一覧
アントレプレナーラボ個室 募集要項
アントレプレナーラボ個室 仕様一覧
シェアラボ 募集要項
<アントレプレナープラザ>
アントレプレナープラザ 募集要項
アントレプレナープラザ 仕様一覧
<駒場連携研究棟インキュベーションルーム>
駒場インキュベーションルーム 募集要項
駒場インキュベーションルーム 仕様一覧
<柏IIアントレプレナーハブ>
アントレプレナーハブ 募集要項
アントレプレナーハブ 仕様一覧
お問い合わせ先
インキュベーション施設に関するご質問や事前面談のご予約は、下記アドレスまでご連絡ください。
問い合わせ先:incubation[at]ducr.u-tokyo.ac.jp(産学協創推進本部 インキュベーション担当)


