(2009年4月1日~2011年3月31日)
趣旨
20世紀後半に平均寿命の30年延長という驚異的な寿命革命を達成して世界最長寿国となった日本は、今後20年で75歳以上の「後期高齢者」の倍増(1000万人増)という急速な高齢化に世界に先駆けて直面します。人口が若い世代の多いピラミッド型の時代につくられた現在の社会システムや生活環境はそうした超高齢社会のニーズには対応できません。新たなニーズは新たな産業を創出します。長寿社会の生活とニーズの正確で複眼的な理解に基づいて課題を割り出し、安心で活力ある長寿社会の実現に向けた学際科学の確立と具体的な産学官連携活動を企画しイノベーションの創出を目指すコンソーシアムを東京大学は設立します。賛同される法人の方が本コンソーシアムに参加されることをお誘いします。
東京大学 | 小宮山 宏 | (総長) |
秋山 弘子 | (総括プロジェクト機構 ジェロントロジー寄付研究部門 教授) | |
鎌田 実 | (工学系研究科産業機械工学専攻 教授) | |
藤田 隆史 | (産学連携本部長) |
計画 (2009年4月1日~2011年3月31日)
1年目. | 全員参加のワークショップでジェロントロジーの広い分野を概観。 |
2年目. | 参加者をいくつかの領域(ワーキンググループ、WG)に分け、領域別に先端知識、技術、ニーズの探求。想定されるWGとして「住宅と街」、「健康と栄養」、「高齢者の安心・安全」、「モビリティ」、「看護・介護」、「医療保険」等があります。その他産業界のご提案を受けます。 |
3年目. | 共同研究創出 |
メンバーの特典
- 定期的なワークショップと年会(シンポジウム)、WGに参加できる。法人所属のメンバーは同一法人から、最大5名参加できる。
- 産学連携の係わる諸提案ができる。
- ジェロントロジー・ライブラリー(オンライン)を利用できる。
参加料・募集企業数など
- 法人メンバー参加料: 100万円/年
- 募集企業数: 30社
- 期間: 2年間 (2009年4月1日~2011年3月31日(延長あり))
- 申し込み期限: 第1次締め切り 2009年1月31日
- 申込先:
東京大学産学コンソーシアム「ジェロントロジー」事務局 担当:鈴木 (東京大学産学連携本部産学連携研究推進部)