Spring Founders Program

東京大学 Spring Founders Program 2018

応募フォーム ※締切は 1/22 (月)
アイデアはないけれど技術スキルはあるので、どれかのプロジェクトに参加したい人向けフォーム ※締切は 1/25 (木)

春休みの期間中 (2018/01/30 - 03/27)、東京大学産学協創推進本部(東京大学本郷テックガレージ)では、技術プロジェクトや製品開発への支援を行う Spring Founders Program を実施します。

Spring Founders Program の仕組みはインターンと似ています。

ただ大きく異なる点があるとすれば、それはプログラムに採択された皆さんは既にある会社のために働くのではなく、あなたのプロジェクトのために働く、という点です。

本プログラムにチームが採択された場合、たとえば以下のようなことが起こります。

  • 期間中、企業に勤める社会人の方々と働くのではなく、自分の好きな人たちと働くことができます。
  • インターン先の会社が用意した課題を解くのではなく、自分たちで選んだリアルな顧客のリアルな課題を解決するために、自分たちで製品を作ることができます。
  • 自由時間を企業のために提供してアルバイト代を得るのではなく、返済義務のない活動資金の提供を受けて自由な時間に開発ができます。
  • 単なる技術的な挑戦をするだけではなく、実際にユーザーや社会に対してデプロイする(展開して実運用する)という挑戦ができます。
  • Spring Founders Program に採択された皆さんは、技術プロジェクトの開発とデプロイを通して、多くの学びと経験、そして仲間が得られます。

またプロジェクトが大きく成功したときには、アルバイトで稼ぐお金よりも多くのお金を得ることができるかもしれません。
プログラムの最後には、エンジェル投資家や技術系の OB/OG を呼んだ小さな発表会を行います。そのあと皆さんのチームがその技術プロジェクトを続けるか、そこでやめてしまうかは皆さん次第です。

プログラムへの思い

このプログラムは私達の支援のもとで、失敗を通じて実際のプロダクト開発を学ぶことを皆さんに勧めるプログラムです。

多くの新製品と同じように、挑戦的なプロジェクトの多くは失敗します。そしてこのプログラムでは挑戦的なプロジェクトを求めており、その多くは失敗することになると思います。

このプログラムでは失敗しても構いません。挑戦を続ける限り、資金の返済義務は負いません。

自分たちの技術プロジェクトをやり遂げ、世の中に出して社会に問うてみることは、貴重な経験と大切な仲間を得られる機会です。その挑戦を私たちやサポーターは全力で支援します。

アイデアはないけれど参加したい人へ

今応募するようなアイデアはないけれど、技術スキルやデザインスキルを活かして Spring Founders Program のプロジェクトのどれかに参加したい、という方向けには、Spring Founders Program のキックオフイベントのときにマッチングの機会を設けたいと思います。Spring Founders Program のどれかのプロジェクトに参加すれば、本郷テックガレージの特典を使えるようになります。

興味のある方は以下のフォームからご応募ください。なお、応募は東京大学の学生限定とさせていただきます。

アイデアはないけれど技術スキルはあるので、プロジェクトに参加したい人向けフォーム ※締切は 1/25 (木)

体験者のインタビュー

過去に SFP に採択された方のインタビューを掲載する予定です。

提供するもの

  • 利用可能な作業場所(ディスプレイや工作機械、飲料など含む)
  • 定期的なディナーと相談会
  • プロジェクトに利用できる数十万円相当のクラウド環境
  • 同じバッチで切磋琢磨する仲間
  • プログラム期間中の活動資金(3 ~ 30 万円程度。相談のうえ決定します)

提供する工作機械や環境は 本郷テックガレージの Web ページをご覧ください。

本郷テックガレージは、皆さんが技術プロジェクトに集中できる環境と、開発速度を上げるための支援を提供します。

応募条件

  • チームに東京大学の現役学生(学部生、修士課程、博士課程)が一人以上含まれること
  • 特別の理由がない限り、毎週火曜日の定期的なディナーと定期発表の場に参加できること
  • プロジェクトリーダーはプロジェクトリーダー向けのプログラム(毎週火曜日のディナー前)に必ず参加できること(他メンバーの代理参加は2度まで)
  • 隔週に一度のメンタリングを必ず受けること(希望があれば毎週でも可)
  • ディナーのときも含めて週に 2, 3 回は共有スペース(本郷テックガレージ)で作業できること
  • チームに最低一人以上のエンジニアが含まれること(技術者は多ければ多いほど望ましい)
  • 最終発表会に最低一人は参加できること

応募から開始までのプロセス

2018 年 1 月 22 日 (月) 23:59 (JST) までに応募フォームから応募してください。なお、1 月 9 日 (火) までに提出いただいた方の中で希望する方には、事前にフィードバックを差し上げます。

全ての応募者に対して、1 月 24 日 (水) までに、書類選考に関する通知と、面接の日程調整に関する連絡を行います。

プログラムは 1 月 30 日(火)から開始し、3 月 27 日(火)に終わります。

2 月 2 日(金)から 4 日(日)までは、最初のモメンタムを作るための全員共同ハッカソンを行います。

事前フィードバックについて

1 月 9 日までに応募していただいた方の中で、希望者には事前にフィードバックを行います。フィードバック後、応募を修正可能です。

希望する方は、応募フォームで「事前フィードバック希望」の欄にチェックをつけてください。

面接について

面接は 1 チーム約 20 分で行われます。内訳は 5 分の説明と 15 分の会話を想定しています。

できれば会話を中心に面接を進めていきたいと考えています。

説明資料の準備等は不要です。ただし資料がないと分かりにくいアイデアであれば資料をご用意いただくことをお勧めしています。また資料ではなく、スケッチやプロトタイプ、デモなどでも構いません。

募集するアイデア

応募いただく技術プロジェクトのテーマに限定はありません。Web やモバイルアプリ以外の技術プロジェクトのアイデアも積極的に募集しています。

ビジネス化が可能かどうかも応募の段階では問いません。

ただし必ず技術的な要素が関わるプロジェクトにしてください。 また期間中に最低限プロトタイプを作って、それをユーザーや社会にデプロイすることを前提として考えてください。

本プログラムでは、まっとうなアイデアよりも、我々が聞いたことも見たこともないアイデアを求めています。

失敗しても構いません。たくさんのユーザーがほどほどに好きなアイデアよりも、ほんの少しのユーザーが深く愛してくれるようなアイデアで応募してください。

たとえば 2016 年は VR が盛り上がりましたが、そのトレンドのきっかけとなったのは 2011 年に 19 歳の学生が作った Oculus という技術プロジェクトでした。 また現在ドローンの市場で大きな存在感を持つ DJI が創業されたのは、創業者が大学時代に行ったヘリコプター飛行制御のプロジェクトがきっかけでした。Google や Yahoo! も大学院生が始めたプロジェクトです。

本プログラムでは、世間の流行りから少し離れた新しい領域への、おもちゃのようなものから始まるプロジェクトを積極的に求めています。

過去の実績

昨年度、同様に行ったプログラムには、以下のようなプロジェクトが参加しました。採択されたプロジェクトの中からは、コンテストでの優勝や起業、海外イベントへの出展や学会への採択などが生まれています。参考にして下さい。

  • VR/AR環境下でのCAD向け入力デバイス
  • 建築3Dプリンティングのための自走式ロボットと素材開発
  • 自律運転向け画像の処理(悪天候フィルタリング)
  • 獣医向けのMR解剖図
  • 3Dスケルトンでフォーム確認できるスマホアプリ
  • VIVE を使った直感的なロボット操作デバイス
  • 川魚の川上からの追跡ロボット
  • 市民の声を市に届けるアプリ
  • ブロックチェーンを使ったスポーツチーム応援プラットフォーム
  • 補聴器向け深層学習を利用したアルゴリズム開発
  • 片耳難聴者向けの補聴器デバイス
  • 音声の収拾と解析プラットフォーム
  • 盲目者向けのソーシャルネットワークアプリ
  • 機械学習を用いた髪型のリコメンドアプリ
  • 健康診断支援機能付きの歯磨きデバイス
  • 朝の目覚めを良くするデバイス
  • 月面探査の議事体験環境
  • 鰹節を自宅で削る文化を現代に復活させるための鰹節削り器のリデザイン
  • 周囲の環境情報をセンシングして出力オブジェクトにリアルタイムに反映する3Dプリンタの開発
  • 環境構築不要、インターネット接続不要、プログラミング言語習得不要な、初心者にとことん優しいハードウェア開発ボード
  • 肺の病変がいつ癌性になるかを正確に決定するアルゴリズムの開発
  • ハード設計をする人の効率を上げる専用マウス
  • スマホ搭載センサを用いたピッチングフォームの解析アプリ
  • 「猫背になると猫になる」猫背改善デバイス
  • 深層学習を用いて、顔写真を入力したら似顔絵を出力するwebアプリ
  • programmable digital musical instrument
  • 3Dプリンタを用いた高機能素材を作るソフトウェア開発
  • 超音波による位置測定
  • スマートフォンアプリ開発の際にパラメータ化しにくいもの(UX、例えばゲームの「難しさ」など)の調節を行うロボットサーバ用スクリプト
  • 入力音声をあらゆる人の声に変換できるソフトウェアの開発
  • オンラインで棋譜解析を行うサービスの作成
  • 立つタイミングを提示してくれるサーフボード
  • 一部素材が透明に見える溶液の開発
  • 抽象的な動きを三次元的に可視化してスポーツトレーニングにおけるフォームの確認や伝達をするシステムの開発
  • 目が不自由な方の食事をサポートする「スマート机」
  • 高出力レーザーを差動二輪自律ロボットに載せることにより携帯可能&大きいものが切れるレーザーカッター
  • 動きの記録を表現できるウェア
  • ホワイトボードの読み込み&書き込みロボット
  • 水と“触れられる”立体映像を使ったエンタメシステム
  • 吃音体験デバイス
  • 検索を行える指輪型デバイス
  • コミュニケーションをファシリテートするボット
  • 様々なデバイスの操作を行える笛型デバイス
  • 研究成果を活かしたセンサネットワークの Arduino 実装

Spring Founders Program では、皆さんからの挑戦的なアイデアを求めています。

関連イベント

Spring Founders Program の締切まで、各種関連イベントを行います。イベント一覧は本郷テックガレージのページをご参照下さい。

主催: 東京大学 産学協創推進本部

馬田 隆明 (主運営)

University of Toronto 卒業後、日本マイクロソフトでの Visual Studio のプロダクトマネージャーを経て、Microsoft Ventures に所属。2016 年 6 月より現職。 スタートアップ向けのスライドなどの情報提供を行う。著書に『逆説のスタートアップ思考』。

長谷川 克也

東京大学産学協創推進本部イノベーション推進部特任教授。東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了後、松下電器産業株式会社(現:パナソニック株式会社)半導体研究センターにて研究開発に従事。 Panasonic Technologies社 半導体研究オフィス室長、Panasonic Ventures を経て Venture Connection, LLC 社を設立。2009 年 5 月より現職。

菅原 岳人

東京大学産学協創推進本部イノベーション推進部助教。東京大学大学院経済学研究科企業・市場専攻修士課程修了後、アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティングサービス株式会社 (現日本IBM) コンサルタントを経て、2009 年 3 月より現職。

サポーターズ

鎌田 富久

TomyK代表/株式会社ACCESS共同創業者
東京大学大学院 理学系研究科情報科学 博士課程修了。理学博士。東京大学在学中の1984年にソフトウェアのベンチャー企業ACCESS社を設立。組込み向けTCP/IP通信ソフトや、世界初の携帯電話向けウェブブラウザなどを開発。携帯電話向けのコンパクトなHTML仕様「Compact HTML」をW3C(World Wide Web Consortium)に提案するなど、モバイルインターネットの技術革新を牽引した。 2001年に東証マザーズに上場し、グローバルに事業を展開。2011年に退任。その後、スタートアップを支援するTomyKを設立し、ロボットベンチャーSCHAFT(米Googleが買収)の起業を支援するなど、IoT(Internet of Things)、ロボット、AI、宇宙、ゲノム、医療などのテクノロジー・ベンチャー10数社を立ち上げ中。

漆原茂

ウルシステムズ株式会社代表取締役社長

1987年東京大学工学部計数工学科卒業。同年沖電気工業入社。1989年より2年間、スタンフォード大学コンピュータシステム研究所客員研究員。2000年7月、先端のビジネスとITの融合を目指してウルシステムズを起業、代表取締役社長に就任。2006年2月、JASDAQスタンダード上場。2011年10月よりULSグループ株式会社代表取締役社長を兼任。クラウドや大規模分散トランザクション、リアルタイム技術を中心とした戦略的ITの実現に取り組む。シリコンバレーとのコネクションも深く、革新的技術をこよなく敬愛している。

山田純

1956年、福島県福島市に生まれる。クアルコムジャパン株式会社 元代表取締役会長兼社長。
1978年、東京大学工学部電子工学科卒業、松下通信工業(株)に入社。自動車・携帯電話機器やデジタル移動通信システムの開発設計、米国での移動通信システム開発プロジェクトのリーダーを務める。1995年退社、渡米。米国アクセスライン・テクノロジーズ(株)の技術部長として、NTT及びNTTドコモとの合弁会社ワンナンバーサービス(株)の設立に参画。1998年、クアルコムジャパン(株)の設立に当り入社。標準化活動、新技術開発、新商品企画、通信事業者及び携帯端末メーカーへの技術支援、アプリケーションプラットホームBREW®の日本導入推進などを担当。2005年代表取締役社長に就任、2008年代表取締役会長に就任。2016年末退社。移動体通信が果たすべき次なる地平を考える傍ら、本格的な高齢化社会を迎えた「日本」の世界への発信力を高めていく活動に意欲を燃やしている。

協賛

東京大学協創プラットフォーム開発株式会社

東京大学エッジキャピタル (UTEC)

FAQ

他のコンテストに出したものも応募できますか?

はい、応募可能です。

ここで作ったものを他のコンテストに出すことは可能ですか?

はい、可能です。むしろ推奨しています。

以前作っていたものや、本郷テックガレージの既存プロジェクトと同じもので応募しても良いですか?

はい、可能です。ただし、過去の Summer Founders Program や Spring Founders Program に参加したプロジェクトはご参加いただけません。

留学生も参加できますか?

はい、可能です。

資金はいつ入りますか?

支援資金は段階的にお支払いします。ただし初期費用が大きくかかる物がある場合は先にお支払いします。

途中でドロップアウトすることは可能ですか?

可能です。プロジェクトが失敗すること自体は構いません。ただ学びのある失敗をするように努力してください。

学振を取っていますが、参加可能ですか?

本プログラムの活動費は人件費としてではなく調査費もしくは経費として提供されるものです。学振の研究専念義務と照らしあわせてご考慮ください。

他の活動やインターンと並行して受けられますか?

はい、可能です。ただし出来る限り多くの時間を自分自身のプロジェクトに使うことをお勧めしています。期間中の時間の使い方の詳細は面接の際に伺わせていただきます。

どの程度の時間を使うことを想定していますか?

支援対象となる方は、極力多くの時間を自分自身のプロジェクトに当てていただくことを想定しています。

起業や会社設立が必須ですか?

本プログラムは技術プロジェクトや製品開発を行なうプログラムですので、プログラム期間中の起業や会社設立は推奨していません。

既に起業していますが参加できますか?

はい、可能です。ただし技術プロジェクトの開発段階によって判断します。

詳細なビジネスプランは必要ですか?

いいえ、必要ではありません。ただし初期ユーザーからお金を貰う方法は考えて下さい。

サービス業や小売業は可能ですか?

はい、可能です。ただしテクノロジが関わることを必須としています。

応募を修正できますか?

修正はできません。同じメールアドレスで再度提出してください。最新のものを考慮します。

複数応募は可能ですか?

いいえ、できません。代表者一人につき一つのアイデアの応募のみとなります。ただし、代表者が他のチームのメンバーとして参加したり、メンバーの内の一人が複数のチームにメンバーとして参加したりすることは可能です。

採択チーム数は何チームですか?

極力多くのチームを採択したいと考えています。ただし 20 以上のチームを採択する予定はありません。

チームでの参加が必須ですか?

いいえ、必須ではありません。ですが、理想的には 2, 3 人のメンバーでチームを組んでの参加をお勧めします。

採択されたプロジェクトやチームメンバーの発表はありますか?

採択者の皆さんが強く希望しない限り、採択したプロジェクトの内容については告知を行いません。なので、仮に失敗しても、自分たちの失敗が広く知られることはありません。会社化も必須ではないので、失敗すればただの学生に戻るだけです。

採択されなかった理由を教えてくれますか?

ご希望に応じて理由を共有させていただきます。ただ、それを個人的な拒否やアイデアの否定と受け取らないでください。 初期のスタートアップの判断は投資家側が間違っていることも多々あります。

どの程度できあがったアイデアが必要ですか?

どのような段階のアイデアでも構いません。プロトタイプがない段階でも受け付けていますし、思いつきのアイデアでも結構です。アイデアは作りながら変わっていくものだと考えているので、プログラム期間中に変わることも許容しています。必要に応じてサポーターと一緒にアイデアを考える時間も用意します。初期のアイデアはあくまで一つの評価基準であり、採択はアイデアやチームなどを総合的に考慮して行います。

応募フォームのフォーマット

以下の項目を伺います。ローカルで下書きしてからオンラインで投稿すると安心です。

応募フォーム

  • 代表者のメールアドレス
  • チームメンバー(名前、メールアドレス、大学と学部と学科、年次の順)
  • チームメンバーの関係性を教えて下さい
  • プロジェクトのアイデアの詳細
  • なぜこのアイデアを選んだのですか? なぜあなたなのですか?(専門性などがありますか?) なぜ今やるべきだと思いますか?
  • 期間中のゴールを教えて下さい
  • 補助金としてどの程度の予算を希望しますか?
  • 過去の技術プロジェクトの経験
  • SFP 期間中、既に他の予定が入っている場合は、その概要を教えてください
  • なぜ応募しようと思ったか簡単に教えてください
  • Spring Founders Program をどこで知ったか簡単に教えてください

お問い合わせ

お問い合わせは techgarage@ducr.u-tokyo.ac.jp までメールにてご連絡下さい