東京大学知的財産報告書 
東京大学は、2018年に国内大学では初めて財務情報と非財務情報を組み合わせてた統合報告書を発行するなど、IR活動を積極的に展開してきました。企業の間では「コーポレートガバナンス・コード」の2021年6月の改訂を機に、IR活動において非財務情報である知的財産に係る情報を開示する動きが活発になっています。
知的財産は大学にとっても重要な経営資源です。東京大学は、他大学に先駆け、知的財産IRに取組んでまいります。
東京大学の知的財産に係る活動状況を紹介する『東京大学知的財産報告書2022』。今年度が記念すべき第1回目の発行になります。是非ご一読いただき、忌憚のないご意見、ご助言をいただけましたら幸いです(アンケートフォーム)。

<目次>
東京大学における知的財産権の役割とは?
【特集】ノーベル賞級の研究成果 特許を使って普及、社会実装 (結晶スポンジ法)
1.発明の届出状況
2.特許の出願状況
3-1.特許の活用状況
3-2.特許等の知的財産を活用するスタートアップ企業
4.ソフトウェア著作権等の承継と活用状況
5.知的財産活動から得られる収入の状況
6.知的財産活動による更なる社会貢献に向けて