東京大学アントレプレナー道場

2023年度 東京大学アントレプレナー道場(第19期)

 東京大学アントレプレナー道場とは、起業やスタートアップ(ベンチャー)について初歩から体系的に学ぶ一連のプログラムです。工学部共通科目「アントレプレナーシップI(S1)、II(S2)」と夏休み開催予定の「アントレプレナーシップ・チャレンジ(ビジネスアイデア・コンテスト)」により構成されており、S1またはS2のみ、または夏休みのみといった参加も可能です。工学部以外の他学部や大学院からも受講可能なほか、単位不要者はWeb登録のみ(履修届不要)で参加可能です(単位取得希望者はWeb登録に加えてUTASから履修登録も行ってください)。
 

コース概要

「アントレプレナーシップI(S1ターム)」 4~5月

 将来起業することになった時に知っておく必要がある基礎知識や考え方を講義形式で学ぶとともに、起業家をゲスト講師として迎え、アントレプレナーシップのマインドセットとスタートアップのアイデアについて学びます。

「アントレプレナーシップII(S2ターム)」 6~7月

 実際のスタートアップを進める上で必要なプロセスやアクティビティを体験を通じて学びます。

「アントレプレナーシップ・チャレンジ」 8~9月

 チーム制のビジネスアイデア・コンテストです。「アントレプレナーシップI(S1)、II(S2)」を受講していなくても、ビジネスアイデアとチームがあれば応募可能です。

昨年度(2022年)の内容はこちら 

ゲスト起業家講師 

 ゲスト起業家2023

スケジュール

アントレプレナーシップI(S1ターム)

時間:S1 水曜 6限(18:45~20:30)
場所:工学部2号館213教室
   Zoomによるオンライン同時開催講義(ZoomのミーティングIDは受講登録者へ通知します)
2023s1    

アントレプレナーシップII(S2ターム)

時間:S2 水曜 6限(18:45~20:30)
場所:工学部2号館213教室
2023s2

アントレプレナーシップ・チャレンジ

 夏休み実施予定。詳細は後日ご案内します。

 

受講対象者

 事前の知識は不要です。起業に興味のある人だけでなく、下記のような方など自分は起業とは縁遠いと思っている方も受講対象者と想定しています。
 
  • 新製品の開発に興味のある人
  • 新規事業に携わることに興味のある人
  • 将来のキャリアに悩む人
※例えば、起業家というと女性が少ないイメージがあるかもしれませんが、本講義でお伝えするアントレプレナーシップは女性にこそお伝えしたいと思っています。
 

 東京大学に在籍する学部学生(前期、後期)、大学院生またはポスドクであれば学部・学科・研究科を問わず参加資格があり(履修登録は学部後期以降の在学生が可能)、参加時点で具体的な起業アイデアを保持している必要もありません。本プログラムの一つの目的は、起業など別世界の出来事だと考えている皆さんに起業を身近に感じて頂き、キャリアの選択肢を広げてもらうことです。やりたいことが見つからない人、起業のアイデアが無い人の参加も歓迎します。

 これまで第一期(2005年)から第十八期(2022年)までに5,000名以上の学生が受講し、100名以上の卒業生がその後起業するに至っていますが、何かを始めることできっとやりたいことも見つかるはずです。またアントレプレナーシップを学んでみて、やっぱり違った、という場合も、自分の向き不向きを知るうえで重要なことです。このプログラムが皆さんのキャリアに新しい選択肢を提供できることを願っています。
 

参加登録・履修登録

教室・オンラインともに受講希望者は事前に①~③を完了しておいてください。

① ECCSクラウドメールアカウントにログインした状態で 2023年度東京大学アントレプレナー道場申込フォーム から Web 登録をしてください。
※ 事前連絡事項がありますので、必ず上記申込フォームへの Web 登録をしてから参加してください。
※ 申込には Google フォームを使っていますが、このフォームは ECCS クラウドメールアカウント (g.ecc.u-tokyo.ac.jp ドメインの Google アカウント) からのアクセスしか受け付けない設定になっています。申込フォームにアクセスして下記の画面が表示された場合は、お使いのブラウザで g.ecc.u-tokyo.ac.jp ドメインの Google アカウントからログインした上で、再度フォームにアクセスして下さい。

② 単位取得希望者はS1, S2タームそれぞれについて、UTASから履修登録(学部後期課程以降の在学生が履修可能)を行ってください。学部前期課程の学生および単位が不要な方は②は必要ありません。

③ 受講者への連絡ツールとしてメールを利用します。4月以降、申込フォームへご登録いただいたメールアドレスにEmailOctopusというメール配信サービス経由で、各種連絡が届きます。迷惑メールボックスをご確認いただき、受信できるようにしておいてください。
 

メールが届いていない方は迷惑メールボックスをご確認ください

「アントレプレナー道場事務局」からのメールが届いていない方は、迷惑メールボックスに振り分けられている可能性があります。迷惑メールボックスをご確認ください。

① Gmail を開いて「迷惑メールボックス」を開きます。

② 「迷惑メールでないことを報告」ボタンを押してください。

オンライン受講を希望する方は、UTokyo Account(*@utac.u-tokyo.ac.jp)で Zoom にサインインできることを確認してください。

※ アントレプレナー道場に Zoom で参加する際は、必ず UTokyo Account でサインインする必要があります。
※ UTokyo Account での Zoom サインイン方法などは東大オンライン授業ポータルを参考にしてください。

ポータルWebサイトを用意しています。困ったことがあったり、宿題の情報が必要であれば、こちらのサイトをご確認ください。 (※g.ecc.u-tokyo.ac.jp のアカウントでログインしているブラウザでしか閲覧できません)


【重要】新型コロナウィルスの感染拡大状況によっては、スケジュールや講義内容・形式の変更をすることがあり得ます。最新情報は本Webページおよびメールで配信された内容を必ずご確認ください。 

 

受講時に用意するもの(教室で受講)

  • 本プログラムでは、授業中に Google Forms や sli.do などのWebツールを用いて出席登録や講師とのQ&Aなどを行います。教室で受講する方は、PCやスマートフォンなどインターネット接続可能な端末をお持ちください(PC推奨)。

受講時に用意するもの(オンラインで受講)

  • 本プログラムでは、S1講義をZoomからライブ配信します。また教室受講者と同様に、授業中は Google Forms や sli.do などのWebツールを用いて出席登録や講師とのQ&Aなどを行います。オンラインで受講する方は、インターネット接続可能な環境で、ヘッドセットを用意のうえPCからZoomやWebツールにログインしてください(スマートフォンでも講義視聴可能ですがインタラクションが制限されるため、できる限りPCを用意してください)。

本プログラムについて

 「アントレプレナーシップ」を辞書で引くと「起業家であること、起業家としての活動、起業家精神」といった訳語が並んでいます。周りを見回すと大企業や公的機関や研究機関で働く人が大多数の環境に居る皆さんにとって「起業」は別世界の出来事かもしれません。

 本プログラムでは「アントレプレナーシップ」という言葉の意味を起業よりも広く取り、「自らのコントロール可能なリソースを超えて機会を追求し、社会の課題を解決することで新たな価値を創造して、それを維持可能な形で提供し続けること」と定め、これを実現するためのマインドセットと基礎知識を提供します。講義では主に起業について話しますが、学ぶ内容自体は大企業や公的機関、研究機関に属していても有用なものと考えています。

皆様のご参加をお待ちしております。
 

実行委員会

東京大学産学協創推進本部、東京大学協創プラットフォーム開発(株)、(株)東京大学エッジキャピタルパートナーズ、(株)東京大学TLO
 

お問い合わせ:東京大学アントレプレナー道場事務局
e-mail: dojo at ducr.u-tokyo.ac.jp

東京大学アントレプレナー道場ロゴマーク

アントレ道場ロゴ  アントレ道場ロゴ(en)

デザインコンセプト

2つの曲線は「グローバル」と「アントレプレナー道場」を表し、道場から世界へ飛び出し活躍する学生を躍動感のある矢印で表現しています。

制作: 第9期東京大学アントレプレナー道場卒業生 小野 英理 氏